銀色の髪のアギト

公開初日ということで早速見てきたー。実は個人的には、結構楽しみにしてた作品である(GONZOということで内容に不安を感じてはいたが)。
9時過ぎくらいに映画館に入ろうと思ってたんだが、寝坊してしまい、9時40分くらいに到着(10時20分上映開始)。Zガンダムとかハガレンのときはえらい行列ができてたんで、遅すぎたかなぁーと思ってたんだが、なんかめちゃくちゃ人少なかった。公開初日のくせして余裕で席とれたし。普段の映画館なんてこんなもんなんかな…?
で、感想だが、前半はとてもよかったと思う。映像クオリティは非常に高く、背景の書き込みとか、キャラの動きとか見ていて気持ちよかった。特にオープニングの植物が暴走して月を真っ二つに破壊し、さらに大気圏途中のシーンは実に圧巻だった。また、ヒロインの地球の豹変振りにショックを受けて、過去の地球の姿を求めようとするところはうまく表現されていたと思う。
が、面白かったのは、トゥーラがラグナに向かい、アギトが強化体になるまでくらいだったかな。とにかく、後半がひどい。尺の問題か、とにかくバタバタとしていて、あまりにうすっぺらい展開にがっかりしてしまった。後半のアギトの台詞なんか、「トゥーラ!」か「帰ろ」しかなかったように感じるくらい内容がないものばかりだったし、悪役の存在意義が弱すぎるように感じた。ヒロインの考えの変化も無理があったと思う。
うーむ、実にもったいなぁ…。世界観とかキャラクターは好みなんだけどなぁ…。